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改めて、ゼオライトの話をさせてください。 改めて、ゼオライトの話をさせてください。

2024/3/6 | ビルトイン食器洗い機

改めて、ゼオライトの話をさせてください。

このブログでは、Bosch(ボッシュ)のビルトイン食器洗い機の特徴のひとつでもあり、いまや「Boschといえばゼオライト乾燥」と言っていただけるまでになった【ゼオライト・ドライ】について、改めてご紹介させていただこうと思います。

ゼオライトとは

「ゼオライト」とは、日本語で沸石(ふっせき)と呼ばれる多孔質鉱物類を指します。

用途としては脱臭や水質浄化作用など様々ありますが、BSH社が着目したのは「吸い込んだ湿気を乾燥した熱に変換させる」という性質。

これを食器洗い機の乾燥向上に活用するために開発したのが「ゼオライト・ドライ」です。

BSH社が本国ドイツで特許を取得している為、BSHブランド製品にしか搭載できない方式です。

では、この「ゼオライト・ドライ」はどのような仕組みで乾燥時に活躍するのでしょうか?

ゼオライト・ドライの仕組み

ゼオライトはスチール製のコンテナに約1.2Kg程度詰められ、食器洗い機庫内右側奥の外側底部に格納されています。

ゼオライトが力を発揮するのは乾燥工程のとき。その前に洗浄工程がありますが、この時お湯で洗浄を行うので庫内には湯気(湿気)が発生します。

その後、乾燥が始まると、庫外右側下に設置されているファンが回り出して風を起こします。

その風により、庫内右側壁に設置されている吸気口から洗浄時に生まれた湯気(湿気)を吸い込んでいきます。

吸い込まれた湯気(湿気)は取り付けられているダクトを経由してゼオライトが詰まっているコンテナへ、そしてゼオライトによりその湯気(湿気)が乾燥した熱へと姿を変え、庫内に送り返されることにより、食器の乾燥を促進させるのです。

これがゼオライト・乾燥の仕組み。

電気を使わずに乾燥状態を向上させる、これからの未来を考えたエココンシャスな乾燥方式です。

ゼオライト乾燥が誕生した理由

BSH社がこの方式を開発した理由は2つ。

ひとつは、「電気を使わずに乾燥を向上させたい」という考え。

水や電気は限りある資源です。けれど、「全く使わずに」暮らすことはほぼ不可能。それなら最低限のエネルギーで、最大限に効率よく使える製品づくりをしよう。これがメーカーとして地球への影響を軽減できることのひとつだとBSH社は考えます。

もうひとつは、「電気を使わずに乾かすことで、皆さまの大切な食器や調理器具への負担を減らしたい」という想い。

BSH社は人と地球のことを大切にした製品づくりを心がけています。ゼオライト・ドライを通して私たちの想いがすこしでも皆さまと共有できましたらとっても嬉しいです。

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