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ボッシュ ビルトイン食器洗い機の取り付け方 ボッシュ ビルトイン食器洗い機の取り付け方

2020/7/1 | ビルトイン食器洗い機

ボッシュ ビルトイン食器洗い機の取り付け方

食器洗い機取り付け部分のサイズをチェック

ビルトイン食器洗い機をシステムキッチンに取り付けるには、まずキッチンのサイズから調べましょう。
日本国内で販売されているビルトイン食器洗い機のサイズは、幅60cmタイプまたは45cmタイプの2種類となります。
ビルトイン食器洗い機は卓上タイプの食器洗い機とは異なり、キッチン天板の下にはめ込むタイプとなりますので有効寸法にご注意ください。

ボッシュ食器洗い機がビルトイン可能なシステムキッチンの有効寸法

ボッシュ60cm幅食器洗い機の場合必要な有効スペース
→幅60cm、高さ81.5cm以上、奥行き57.3cm以上

ボッシュ45cm幅食器洗い機の場合必要な有効スペース
→幅45cm、高さ81.5cm以上、奥行き57.3cm以上

取り換えの際は、最初にビルトイン有効寸法をチェックする事が大切です。

うちのキッチンに合う機種はどれ?食洗機サイズの選び方

「うちのキッチンには、幅45cmか60cmどちらの食器洗い機が良いの?」というご質問をよくいただきます。次を参考にキッチンサイズにあった食器洗い機のタイプをお選びください。

システムキッチンの横幅について

日本のシステムキッチンメーカーのキッチンサイズ(横幅)は15cmごとのサイズでレイアウトされているのをご存知でしょうか?
システムキッチンはキャビネット(箱)を足していって全体の幅の総寸法を決めますので、足し算をすれば簡単にキッチンのレイアウトが可能です。 
たとえば、I型 幅2100mm、2250mm、2400mm、2550mmのキッチンには基本的に幅45cmの食器洗い機がおすすめです。その理由は、幅の問題で大きな食器洗い機を選ぶと、シンクキャビネットが小さくなり、隣のカトラリー用収納引き出しキャビネットが無くなってしまうからです。

例:一般的なI型2550mmキッチンのレイアウト計算
 900mm(シンクキャビネット)
+450mm(食器洗い機)
+450mm(カトラリー用収納)
+600mm(コンロ)
+150mm(調味料引出)
=2550mm(キッチン全体の幅)

幅の広いキッチンI型2700mm以上、2列型キッチン、I型キッチン、コの字型のキッチンには幅60cmの食器洗い機がおすすめです。
幅60cmの食器洗い機を設置してもシンクキャビネットはそのままで、カトラリー用収納引き出しキャビネットも備える余裕があります。

例:一般的なI型2700mmキッチンのレイアウト計算
 900mm(シンクキャビネット)
+600mm(食器洗い機)
+450mm(カトラリー用収納)
+600mm(コンロ)
+150mm(調味料引出)
=2700mm(キッチン全体の幅)

ちなみに海外のキッチンはサイズが大きいため、ほぼ幅60cmのビルトイン食器洗い機が採用されます。また世界のキッチンの80%以上は、幅60cmの食器洗い機を使っていますので、幅45cm食器洗い機が主流の日本のキッチン事情はとても珍しいと言えるでしょう。

ただ最近は日本国内のキッチントレンドとして、2列型キッチンが増えています。この2列型キッチンの場合、シンク側ではなく背面の家電収納側に食器洗い機をビルトインすることができるので、幅がコンパクトなキッチンスペースでも大容量の幅60cm食器洗い機を選ばれる方が多くなりました。日本の食器洗い機事情は、住宅スペースやキッチントレンドのキッチンサイズに関係しているということになります。 

ビルトイン食器洗い機は大きく分けて2種類

国産スライドオープンタイプ45cm食器洗い機 (パナソニック、リンナイ、三菱電機製)
この45cmスライドタイプ食器洗い機は日本以外では存在しません。 
海外ビルトインフロントオープン60cm食器洗い機
世界的に主流です。最近は海外メーカーでも45cmフロントオープン食器洗い機も販売しています。ボッシュでは2種類の45cmフロントオープン食器洗い機を日本向けにラインナップしています。 

システムキッチンの高さについて

日本のシステムキッチンメーカーの天板(トップ)の高さの標準は80cm、85cm、90cmが基本です。最近は87.5cmと言う高さのキッチンも販売されています。日本人の平均身長が高くなり、昔は高さ80cmのキッチンも多くありましたが、現在では高さ85cm以上が多くなりました。ちなみの海外キッチンの標準は86cmと、日本よりも1cm高く設定しています。

日本のキッチン天板の前垂れ(マエダレ、天板厚み部分)は今まで厚み4cmが主流でしたが、最近では海外機器を採用する為に2.5cmや3cm厚のといった薄い天板が開発されていて、人気を集めています。海外食器洗い機の流行で需要が増えてきているため、徐々にではありますが国内システムキッチンメーカーに採用が増えています。
海外食器洗い機の製品有効高さ寸法は81〜82cm必要なので、今お使いのご自宅のキッチンの高さによってはビルトインできないこともあります。次の計算式を元に調べてみましょう。

例1)80cm(キッチン天板高さ)-4cm(前垂れ厚み)=76cm(有効寸法) →この場合はビルトインNG
例2)85cm(キッチン天板高さ)-3cm(前垂れ厚み)=82cm(有効寸法) →この場合はビルトインOK

ボッシュ食器洗い機をご購入前には必ずキッチン全体幅と高さを確認し、ビルトイン可能な有効寸法かどうかのチェックをお願いいたします。

給水・排水など必要な設備を確認

新築やリフォームでキッチン全体を新しく設置される場合は、キッチンメーカーや食器洗い機メーカーの設備図面を建築業者が確認し、水道工事業者、電気設備業者の方が、キッチン設置前に配管、配線工事を行います。
また、食器洗い機のみの交換の場合は、取り換え交換工事業者に現状キッチンの環境を確認いただき、給排水配管、電源工事の施工依頼をしてください。

ビルトイン食器洗い機の設置前に確認が必要な設備

  1. 排水配管(塩ビパイプ40または ※トラップへの分岐) ※排水トラップに接続する場合は専用部品が必要
  2. 給水配管(13mm)
  3. 電源単相200V・15A専用回路(アース付き)

国産メーカーのビルトイン食器洗い機用の配管、電源とは異なりますので、国産ビルトイン食器洗い機からボッシュのビルトイン食器洗い機への交換の際は、特にご注意ください。シンク下などで配管と接続し、漏水や不具合のチェックができるように施工してください。

気になる工事費用はどのくらい?

商品のお値段も気になりますが、工事費用も気になる方が多いと思います。
基本的にボッシュ食器洗い機は配管、配線、取付工事が伴う製品となります。新築やリフォームの際は都度、工事請負工事業者の方にご確認ください。※住宅の状況によって様々なケースがございますので、工事見積もりを依頼してください。

食器洗い機のみの交換のご相談は、全国にボッシュ食器洗い機取り換え工事が可能な専門ショップ「Bosch Appliance Partner Shop / BAPS」がございますので、ぜひお近くのショップをお選びいただき、お問い合わせください。

製品図面や設置方法、その他のお問い合わせはこちら

製品に関するお問い合わせや、ご質問はFAQにてご確認ください。
カタログ・取扱説明書・設置方法などの各種資料はダウンロードページにてご利用いただけます。
その他のお問い合わせはClub-Bsのメールフォームにて承ります。

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