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ドイツパン ツアー!

ドイツ・ケルン在住のパン研究家、マイバウム弥生さんからの「ドイツ通信vol.6」をお送りします。
 
今回は、マイバウム弥生さんが、日本にお住まいだった時に主宰されていらっしゃった
『PS-PAPAIN(http://www.ps-papain.com/)』さんの生徒さんが、おケイコ留学で
ドイツパンツアーにケルンのマイバウムさん宅を訪ねられた模様を教えていただきました!
 
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例年、9月から10月に掛けては日本からドイツパンツアーに参加する方が多く、
普段のんびりと主婦として暮らしている私もこの時ばかりは大忙し。
パン講習の準備やお部屋の掃除、ホテルや電車等のチケットの手配などなど・・。
今回は合計3人のお客さまが参加し、ドイツでのパン講習後
フランス・アルザス地方に下り、観光したのち昨年パリ⇔アルザス間が
新たに開通したTGV(フランス版新幹線)に乗ってパリへ向かいました。
ちなみに私はアルザスまで同行しました。
 
今回もかなり日程制限があった為、ゆっくりドイツでは市内観光する時間が
取れませんでしたが、ビオのパン屋を見学したり、自宅にてドイツパンを焼いたり
かなりパン漬けの生活でしたが皆さんそれなりに楽しんでいたようでした。
 
訪れたパン屋はケルン市から車で約30分程行った"Zülpich"という街にある
『Mühlenbäckerei J.Zippel』さんのパン工房。
ここはHof(農場)のいっかくにあり、demete(デメター)認証を受けている農場で、
ちなみにdemete(デメター)とは世界で最も基準が厳しいオーガニック認証のことで、
パン屋で使われている麦類はここの畑でビオダイナミック農法で栽培されたものを
パン屋の中にある電動石臼で製粉され、パンや焼き菓子を製造しています。
(※demeterに関して詳しく知りたい方は検索してみて下さいね。) 
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作られたパンや焼き菓子は同じくHofの中にあるお店でも売られていますが、
以前ドイツ通信でもご紹介したことのあるケルン市内のÖkomarkt(オーガニック市場)
でも売られています。
いつもはマイスターのZippelさんがドイツ語で説明し、私が通訳させてもらっているですが、
今回はZippelさんが病気でお留守だった為、以前このパン屋で働いていた日本人の
"武者志保"さんが私達の案内役として私達を待っていてくれました。今回は志保さんが
日本語で丁寧にHof内やパン屋の見学を案内してくれた為、通訳の必要もなく私もお客様
気分でゆったりと見学させてもらいました。 
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穀物貯蔵庫から様々な種類の麦の説明、パン屋の作業工程全てを丁寧に案内して
頂きながらパン職人の方たちと"編みパン"の成形を教えていただきました。 
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案内が終わった後はHof内のお店でBio製品のお買い物を楽しみ、そのあとは"朝食会"
となりました。もちろんパンやケーキはZippelさんのところで全て焼かれたものを食べ放題。
チーズやハムのプレートもあり、植物性のパンに塗るパテやジャムもあり、もちろん
これも全てBio(オーガニック)のもの。
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 朝食を頂きながら、志保さんのドイツ暮らしのお話や現在の日本の教育の話(?)など話はあらゆるジャンルで盛り上がり本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。2008.oktobar 049.JPG

志保さん、マイスターのZippelさん、パン屋で働いていた皆さん、Hofで働くみなさん、お忙しい中、お邪魔致しました。そしてありがとうございました。沢山のパンのお土産も頂いて、本当に美味しかったです!

翌日は自宅にてドイツパン講習。今回は2度目の参加となる方が居た為、
彼女に合わせて新しいレシピも追加。
サワー種のパンも3段階法で時間を掛けて焼きました。
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Dinkelmehl(ディンケル粉=スペルト小麦)やKamutmehl(カムート粉)などのめずらしい粉を使ったパンも焼きましたし、みんなが揃って美味しいと言ってくれた私も大好きLaugencroissant(ラウゲンクロワッサン)を生地にヒマワリの種や亜麻の実、ゴマなどを混ぜて焼きました。みんな上手に焼けて味もバッチリでした◎

 
翌日の早朝にフランス・アルザス地方に移動の為、みんなにとってはドイツ最終日。
夕食はみんなで焼いたパンとkölsch(ケルンの地ビール)で乾杯しました。
IMGP0519.jpg
 
さて、前日焼いたパンに好きなものを挟んで作ったサンドイッチを持参して、
ケルン中央駅からアルザス地方・コルマールへ出発しました。 
2008.oktobar 076.JPG  
 
気温はあまり高くなかったものの晴天で、電車から見える紅葉もかなり色づいて
綺麗でした。
コルマールに到着したのは午後3時頃。3年ぶりの3回目にもかかわらずホテルに
到着するまでかなり時間が掛かってしまいました。
2008.oktobar 059.JPG  
 
アルザスはその昔、ドイツ領だったので街でもドイツ語が通じるところがありますが、
それでも街中で飛び交う会話はみーんなフランス語なのでチンプンカンプン。
コルマールの駅から多少道に迷いながらホテルにやっと到着。
荷物をおいて日が暮れる前にさっそくコルマールの街を探索にでかけました。2008.oktobar 057.JPG    2008.oktobar 074.JPG

8年前に初めて訪れた時よりも"TGV開通効果(?)"なのかかなり街が活気づいてきた様子を今回感じ受けました。新しいお店が次々増えていましたが、相変わらず木組みの古いお家はそのままで、街角やお店の前などに置いてある寄せ植えのアレンジがとてもキレイで風景や建物の写真ばかり撮ってしまいました。

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コルマールで天井から本物のブレッツェルぶら下げてディスプレイしているパン屋を発見。
かなりインパクトが強かったです・・。
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翌日はもう一度コルマールの街を観光してからストラスブールに出掛けました。
天気もよく週末だったせいか街には沢山の観光客やお買い物を楽しむ人でいっぱいでした。
夕飯はビストロでアルザス名物"Flammkuchenドイツ語)/Tarte flambee(フランス語)"
をみんなで食べました。かなり薄くのばしたピザのような生地にオリジナルは
フレッシュクリーム (サワークリームよりもっと脂肪分の高いクリーム)を塗ってスライス
玉ねぎとベーコンがのっかってるだけですが、まわりはパリパリで大きいけど簡単に
食べれちゃうし、なぜかどこでも木の板?トレイ・・ですね、それにのっかって出てくるのが
何気にいつもカワイイと思ってしまうのは私だけでしょうか・・・?!
 
とりあえずアルザスでの2泊3日も無事に終わり、私はケルンの自宅へ、
3人はコルマールからTGVでパリへと向かい、その後抱えきれないお土産を詰めて
日本へ無事に帰ったと報告を頂きました。皆さん、どうもお疲れ様でした!  
2008.oktobar 079.JPG 
 
 
今回は"季節限定ワイン"をご紹介します。
ドイツ語名で『Federweisser(フェーダーヴァイサー)』と言って、9月から10月下旬に
だけ飲める発酵途中のワイン。お店では必ずタテに置いてあり、持ち帰る時も
必ずタテにして持って帰らないといけない代物で、と言うのも炭酸が作られつづけるので
破裂の危険があるためビンの蓋は密封されていないので購入後は大事に持って
帰らなければならないというもの。
追加Federweisser 018.JPG
 
アルコール度数は4%から最終的には11%にもなるので、飲みかけのボトルを
冷蔵庫に入れて数日後に飲むと常に発酵が進んでいるので味が変わってくることも・・。
炭酸ジュースを飲んでいる感じでゴクゴクいくと実はアルコールを含んでいるので
ちょっと危険な飲み物です。
この季節にドイツに訪れることがある時は是非お試しを。
 
 
 

 
 

2008年11月12日 admin | | コメント(0) | トラックバック(0)